バラを育てるためにしている1年を通しての作業の記録です。ご参考程度に。

5月の作業

 

バラが満開となる、1年間の苦労が報われる至福の時です。思う存分バラを満喫しましょう。花ガラ切りなど忙しいですが1番バラと触れ合う季節です。楽しんでください。

 

 水やり 地植えのバラには基本的に水やりは要りません。鉢植えのバラはこの時期花を開くのにたくさんの水を必要とします。1日1回。天気や場所や場合によっては1日2回の水やりを必要とします。

 

2 花ガラ切り 4季咲きのバラは花が咲いた枝を半分の長さを目安に切り戻します。切った下の芽から枝が伸びて2番花が咲きます。1季咲きのバラは花首を落とすだけで構いません。ローズヒップを楽しみたいなら切らなくても大丈夫です。

 

3 お礼肥 花が盛りを過ぎた頃に素早く効く肥料をあげます。液体肥料や化成肥料が良いです。

 

4 植え替え 根がいっぱいになった鉢バラは植え替えをします。鉢からスポっと抜いて土を崩さないようにそっと大きめの鉢に植え替えます。

 

 

写真はジャックカルティエを植え替えたところです。鉢から抜いても鉢の形のまま土がついてくれば植え替え時です。1~2回り大きな鉢に植え替えてください。植え替えたあとはたっぷり水をやって完成です。

6月の作業

 

1 水やり  梅雨に入ると湿度が高くなり鉢植えの土も乾きにくくなりますので少々手抜きができる時期ですが油断は禁物です。生育旺盛な時期なので水切れには注意してください。

 

2 花ガラ切り 遅咲きのバラの花ガラ切り、早咲きの2番花の花ガラ切りをしましょう。

 

3 肥料 地植えのバラのお礼肥がまだの場合はあげてください。鉢植えのバラに追肥をします。肥料の袋の表示通りの量をあげてください。肥料は多すぎても害が出ます。わたしは効いてるかな?くらいの量を毎月あげています。

 

4 植え替え 鉢植えの植え替えは根鉢を崩さなければ年中できます。根が窮屈そうで成長が悪くなったら5月の画像を参考に植え替えてください。鉢植えに使う土は数が少ないならバラ専用の土が売っていますのでそれでいいと思います。わたしは赤玉土中粒、ピートモス、バーク堆肥をブレンドした土を使っています。

 

5 シュート バラは毎年新しい枝を出します。特にこの時期、勢いのある新しい枝が伸びてきます。枝の途中から出るのはサイドシュート、根元から出る枝をベーサルシュートといいます。どちらも大切にしてください。長く伸びるつるばらの場合は支柱を立ててまっすぐ伸ばします。それを冬に横に誘引すると春にたくさんの花が付きます。

7月の作業

 

1 水やり 梅雨が明けるととたんに鉢が乾きやすくなりますこの時期はとにかく水切れに注意です。カラカラに乾くと葉っぱが黄変して落ちてしまったり、最悪の場合枯死してしまいます。毎日鉢土のチェックをしましょう。地植えのバラ葉は水やりは不要ですがあまりに雨が無い日が続いたらたっぷりと根に届くくらいの水やりをします。水を与えるとシュートの伸びが良いような気がします。

 

2 花ガラ切り そろそろ3番花が咲いているのではないでしょうか。暑い時期の花は充実せず小さく咲いてすぐ終わってしまいます。観賞価値も低いので株の体力温存のために早めに切り戻してしまいましょう。

 

3 肥料 地植えのお礼肥が済んでいる場合は必要ありません。鉢は株の様子を見て与えます。たとえば暑さや黒星病や水切れなどで葉っぱを多く失った株には肥料は控えめにしましょう。多肥だと吸収しきれないためかえって弱ってしまいます。

 

4 摘蕾 夏は人間と同じでバラも暑さで消耗しています。特にじめじめした日本の夏は黒星病が蔓延する季節です。葉っぱが少なくなっている株はありませんか?ほとんど丸坊主の株もあるかもしれません。そんな株に花を咲かせるとますます弱ります。蕾が付いたら小さいうちに取ってしまってください。指で蕾だけを摘み取ります。たとえ丸坊主になっても必ずバラは復活しますのでこの時期はくじけずに地道にお世話をしましょう。

8月の作業

 

1 水やり 人間もバテバテになる猛暑続きですがとにかく鉢バラの水やりだけは欠かさずに。バラの枯死率NO.1はこの時期の鉢バラへの水やり忘れだと思います。晴天が続く場合庭植えのバラにも時々水をあげてください。

 

2 摘蕾 四季咲きのバラだと葉っぱがほとんど落ちて弱っている株でも蕾を付けてきます。見つけ次第摘み取ります。葉っぱがふさふさなで元気な株なら咲かせても良いと私は思います。

 

3 肥料 鉢植えは水やりのたびに肥料分が流れて行くので月一度の固形肥料を与えます。今月は地植えのバラに肥料は必要ないです。

9月の作業

 

1 水やり 空気が乾燥してきます。思いのほか鉢土の乾きが早くなりますので水切れに注意です。

 

2 夏の剪定 四季咲きのバラの秋の開花をそろえるため9月中旬(和歌山の暖地基準)に枝の3分の1くらいを目安にカットします。このとき、すべての枝に鋏を入れることが大事なようです。11月初旬には秋のバラが楽しめます。

 

3 肥料 地植え、鉢共に剪定時に緩効性の有機肥料をあげます。

 

4 台風対策 7~10月までは台風に注意です。鉢は風あたりの少ない場所にとりこみます。取りこむ場所がない場合はあらかじめ鉢を倒しておきます。倒れて枝が折れるのを防ぐためです。地植えのバラは長い枝をひもで束ねておくだけでも被害が少なくて済みます。海が近いと潮風が当たるので風がやんだらすぐに(真夜中でも)真水で庭じゅう洗い流します。でないと葉っぱが全部茶色くなってしまします。