寺参る

        バラ咲きほこり

         香をのせて

 

 

       浄明寺

        今咲きほこり

         バラの園

 

                大引 久保文子様

                  (2013年5月4日)

ゴールドバニー

フロリバンダローズのゴールドバニーです。純黄色のこの花は境内の中でもぱっと目を引く存在です。丈夫で花付きが良く花ガラ切りと施肥を怠らなければ繰り返し花を見せてくれます。花の保ちも良いので人気があります。作出1978年フランス。

ブレーリーNO.2

一番好きなバラは何と聞かれたら難しい質問だなぁと思いますがどうしても選べと言われたら候補に入るのがこのバラです。ブレーリーNO.2です。どこが好きといわれても困ります。なぜかとても好きなのです。作出1845年イギリス。

アブラハム・ダービー
アブラハム・ダービー

イングリッシュローズのアブラハム・ダービーです。南国のフルーツのような甘い香りを強く放ちます。アプリコットとピンクが混ざり合ったような絶妙なグラデーションの色彩が特徴です。香りと色が強烈な印象を残す、イングリッシュローズの中でも傑作と言えるバラです。作出1985年イギリス。

ブルームーン
ブルームーン

ブルー系のバラで一番有名なのがこのブルームーンではないでしょうか。ブルー香と呼ばれる独特の香りを持つ代表的なバラでもあります。剛直な枝の先に大きな花を付け、たおやかに咲き始めたかと思うと次第にぽっかりと宙に浮く真ん丸な月のように開きます。あっけらかんとしたその姿を見ているとこちらまでおおらかな気持ちになれるようなそんなバラです。作出1964年ドイツ。

ブルームーン
エナ・ハークネス
イーナ・ハークネス

 エナ・ハークネスです。深紅の剣弁高芯咲きの花にふさわしい甘く濃厚な香り、黄味の強い光沢のある葉、クリムゾン・グローリーを親に持つ名花です。名の知れたバラなのに日本のショップではあまり取り扱いが無く3年ほど前に村田バラ園でやっと見つけました。最初に植えた場所と相性が悪く、去年鉢に移したら徐々に調子を取り戻してきたようです。この花を見るたび村田晴夫さんのことを思い出します。大切に育てて行きます。作出1946年イギリス。

新雪
新雪

つるバラの新雪です。剣弁大輪の花は名前の通り雪のように白く、数百にも及ぶ花の散り際は潔く花びらがバサッと落ちます。地面に降り積もる花びらが新雪を思わせます。かなり大きく伸びるので広い場所が必要です。丈夫さは保障します。白いバラは、ややもすれば色の洪水となってしまうバラの庭を落ち着かせる役割も果してくれます。日本のバラの父と呼ばれる故・鈴木省三氏作のバラです。作出1972年日本。

スイート・ジュリエット

スイート・ジュリエットというロマンティックな名前のバラ。イングリッシュローズで最初に買ったのがこのバラとガートルード・ジェキルです。開き始めは甘いミルクティーの香り、数時間後には柑橘系のさわやかな香りに変化します。ただ、イングリッシュローズの中ではブラインド(花の咲かない枝)率が高いのであまり人気がないかも。しかし香りと、控えめながら絶妙なアプリコットのグラデーションと、うつむかない花が私は大好きです。作出1989年イギリス。

ジュード・ジ・オブスキュア

イングリッシュローズのジュード・ジ・オブスキュアです。コロンとした丸いカップ咲きの花型と強く甘いフルーティーな香りが特徴の花です。境内にバラは数あれど、毎年開花が楽しみなバラです。花付き良く、丈夫です。作出1995年イギリス。

ピエール・ド・ロンサール
ピエール・ドロンサール

ピエール・ド・ロンサール。大きく育つつるばらです。太い枝が長く伸びます。丈夫でありながらクラシックな花姿で大変人気のあるバラです。香りがほとんど無いのが唯一の残念な点でしょうか。しかしそれを補って余りある魅力のあるバラです。作出1987年フランス。

ジャック・カルティエ
ジャック・カルティエ

 一番最初に買ったオールド・ローズの一つ、ジャック・カルティエです。16年前から育てています。非常にコンパクトなので鉢植え向きです。肥料と水やりさえ気を付けていれば病気に強く丈夫で繰り返し良く咲きます。完璧なクォーターロゼット咲きです。作出1868年、フランス。

キング

 老若男女にコンスタントに人気があるのがこのバラです。つるばらのキング。大変丈夫で5メートルは伸びます。一季節咲きで赤い小さな花が房になり、株を覆いつくすように咲きます。枝はしなやかで誘引がしやすいです。枝に棘は殆どないですが葉裏に小さい棘があるので少し注意してください。古くから日本の庭で見かけるバラです。和風の庭にも違和感なく溶け込むバラの一つだと思います。長く愛されるには理由があるのでしょうね。