バラといえば害虫がつきものです。コガネムシ、バラクキバチ、バラゾウムシ、アブラムシ、カイガラムシ、ヨトウガの幼虫、チュウレンジバチ、ハダニ、ハキリバチなどバラを育ててなければ存在さえ知らなかった虫が「いったいどこから来るの?」と不思議なほどやってきます。
なかでもバラ栽培家にストレスを与えるのはバラクキバチとバラゾウムシです。この2つはせっかくついた蕾をダメにしてしまいます。バラを育てるものにとってバラの蕾というのは宝物と同じなんです。それを一瞬にして再起不能にしてしまうのですから被害を見つけた時のダメージといったら・・・。私はもう慣れましたが住職は泣いています。
でもバラゾウムシは農薬でほぼ被害の回避ができます。彼らは農薬がとても嫌いなようで農薬のかかった場所には寄り付きません。だから私はバラゾウムシの出る時期には蕾にピンポイントでハンドスプレー式の農薬をシュッとしています。これでバラゾウムシの被害は激減します。
問題はバラクキバチです。写真を見てください。バラクキバチが刺して行ったあとの蕾の付いた枝です。ぐんにゃりと垂れて、しなびています。もう刺された場所より下の部分で切り取るしかありません。バラクキバチはサッときてサッと刺してサッと去るので薬に意味はありません。飛んでいるところをいるところを目撃しても非常に動きの速い虫なので捕まえるのは難しいです。
バラクキバチの出没しない地域があるそうですがうらやましいかぎりです。
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sprawdź sam (水曜日, 01 11月 2017 02:07)
rozprawiczając